お知らせ

検診・ワクチンに関すること

子宮頸がんにならないためにはHPVワクチン子宮頸がん検診の2つが大切

子宮と子宮頸がんのこと知ってる?

子宮と子宮頸がんのこと知ってる?
子宮と子宮頸がんのこと知ってる?
子宮と子宮頸がんのこと知ってる?
子宮と子宮頸がんのこと知ってる?
子宮と子宮頸がんのこと知ってる?

子宮頸がんって?

子宮は女性の下腹部にある臓器で、妊娠中は赤ちゃんを育てる大切な役割があります。子宮の出口付近(子宮頸部)に発生するがんが子宮頸がんで、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因です。20〜30歳代にも発症する可能性があり、妊娠前に子宮摘出を余儀なくされる方もいます。早期で発見できれば、一部切除することで治療できますが、早産や不妊のリスクが高くなります。

子宮頸がん、自分は大丈夫って思ってませんか?(国立がん研究センターがん統計2019より)
子宮頸がんに新しくかかる人 ▶︎ 11,000人/年
子宮頸がんで亡くなる人   ▶︎ 2,900人/年
妊娠前に子宮を摘出する人  ▶︎ 1,000人/年

HPVってなに?

HPVってなに?

HPVってなに?

子宮頸がんのほとんどは、HPV(ヒトパピローマウイルス)の感染が原因です。感染経路は主に性交渉ですが、HPVはどこにでもあるありふれたウイルスで、女性の多くが一生に一度は感染するといわれているのです。
HPVには200種類以上の遺伝子型(タイプ)があり、この中でも子宮頸がんと関連するタイプを“ハイリスクHPV”といいます。特に進行がんでは16、18型のHPVが関連する場合がほとんどです。その他にも31、33、42、52、58型などの多数のHPVの型が関連しています。

HPVってなに?

子宮頸がんが発生するまで

主に性的接触を契機に子宮頸部の細胞にHPVが感染します。ウイルス感染後の多くは自然に排除され正常な細胞に戻りますが、一部のウイルスは感染が持続し細胞が異形成という状態に変化します。異形成は前がん病変とも呼ばれ、軽度、中等度、高度の三段階があります。
前がん病変であっても、ウイルスが排除され正常化することもありますが、感染が持続すると、数年から数十年の時間を経て子宮頸がんへと進行します。

HPVってなに?

ワクチンでがんを防ぐ

HPV感染は、HPVワクチンによって予防することができます!9価のHPVワクチンで約80〜90%のHPV感染を防ぎます。
HPVは主に性交渉により感染するため、初めての性交渉より前にHPVワクチンを接種するのが最も効果的ですが、性交渉を経験済みの方もまだかかっていないHPVの型の感染を防ぐ効果があります。そのため、小学6年生〜高校1年生までの女子が定期予防接種の対象となっており、公費でワクチンを接種できます。

HPVワクチンの接種

HPVワクチンの接種

公費接種(無料でワクチンを接種できる)の対象

小学6年生〜高校1年生までの女子が定期予防接種の対象となっており、公費でワクチンを接種できます。また、1997年4月2日から2008年4月1日生まれの方はキャッチアップ接種の対象で無料でワクチン接種が可能です。市町村から案内が送られておりますので、ぜひご確認ください。

HPVワクチンの接種

キャッチアップ接種は期間限定

1997年(平成9年)4月2日から2008年(平成20年)4月1日生まれの方を対象としたキャッチアップ接種は2025年3月31日までの期間限定になっています。HPVワクチン接種のスケジュールは6ヶ月かかるため、2024年9月30日までに1回目の接種が必要です。
9価ワクチンは1回3万円(+税)かかるため、対象期間を逃すと最大で約10万円がワクチン接種に必要となります。

HPVワクチン接種スケジュール
HPVワクチン接種スケジュール

HPVワクチン接種後の多様な症状に関して

HPVワクチン接種後の多様な症状に関して

万が一の場合はしっかりサポートいたします

HPVワクチンに限らずワクチン全般に,接種後に広い範囲に広がる痛みや、手足の動かしにくさ、不随意運動等を中心とする「多様な症状」が起きることが報告されています。
まれではありますが、ワクチン接種によって生活に支障が出るような障害が残るなどの健康被害が生じことがあります。その場合は、 ワクチンとの因果関係がはっきりしない場合でも法律に基づいてサポートする体制がしっかりあります。

HPVワクチン接種後のお問い合わせ先

医療・救済などに関すること 福井県健康福祉部保健予防課 TEL 0776-20-0351
福井県の協力医療機関 福井大学医学部附属病院産婦人科 TEL 0776-61-8392
予防接種や感染症全般の相談 厚生労働省 感染症・予防接種相談窓口 TEL 050-3818-2242

子宮頸がんワクチン接種をご希望の方

接種を希望する場合は近くの病院や市役所・町役場に連絡を!

ワクチン接種には通常、母子手帳と予診票が必要です。予診票は無くした場合は再発行も可能です。お住まいの地域の市役所や町役場に連絡してください。

奥越

勝山市 健康体育課 TEL 0779-87-0888
大野市 健康長寿課 TEL 0779-65-7333

丹南

越前町 子育て世代包括支援センター TEL 0778-34-8821
鯖江市 健康づくり課 TEL 0778-52-1138
池田町 保健福祉課 TEL 0778-44-8000
越前市 市民福祉部 健康増進課 TEL 0778-24-2221
南越前町 保健福祉課 TEL 0778-47-8007
HPVワクチン、子宮頸がんをもっと知りたい方へ(外部リンク)
HPVワクチン、子宮頸がんをもっと知りたい方へ(外部リンク)
HPVワクチン、子宮頸がんをもっと知りたい方へ(外部リンク)
HPVワクチン、子宮頸がんをもっと知りたい方へ(外部リンク)
HPVワクチン、子宮頸がんをもっと知りたい方へ(外部リンク)

医師向けお役立ちコンテンツ

医師向けお役立ちコンテンツ
医師向けお役立ちコンテンツ
医師向けお役立ちコンテンツ

医学教育事業:「福井県HPVワクチン普及推進会議」
本教育プログラムはMSD株式会社 (公募型)医学教育事業助成の資金提供を受けて実施しています